【吉祥祭実行委員会】 吉祥祭テーマロゴを紹介します

こんにちは!吉祥祭実行委員会です。

今年の吉祥祭テーマは「はたらく」ですが、これにあわせて吉祥祭実行委員会PRセクションでは、「吉祥祭テーマロゴ」を制作しています。今回は「吉祥祭テーマロゴ」と、そこに含められた意味を全校生徒向けに説明した「ロゴ説明文」を紹介します。

【ロゴ説明文】

今年度のロゴは、ひびが入っている階段と人と矢印で、テーマである「はたらく」を表現 しました。

階段を登る人は「はたらく」の主体が人間であるということを表しています。労働条件や 労働環境は人間の行動によって時代と共に変化し続けています。このような変化をしている「はたらく」を上へ上がる矢印で表現しました。

階段を上方向にしてグラデーションのように段の色を一段ずつ明るくしていくことで、労働環境や労働条件が時代と共に少しずつ改善してきていることを表現しました。

階段の最上段へと登っていった矢印の先は、私たちが「はたらく」将来の労働のあり方を表しています。上向きに伸びる矢印で、今後労働をめぐる環境が改善され、階段を上へ登り続けることができる将来の明るい社会を表現しました。

下向きに下がる矢印は、労働を めぐる環境が何かの原因によって悪くなり、階段からいつ落ちてしまうかはわからないという将来の社会の不透明さを表しています。また、病気や家庭上の理由、会社の倒産やリストラなどの理由から、自分の仕事を突然失ってしまうことも起こりうる現代の日本の社会に対する、個人としての不安も下向きの矢印で表現しました。

右側の階段のひびは、現代の社会において「はたらく」ということが不安定であることを表しています。近年、最新の科学技術によるAIやコンピューター、ロボットが人間のかわりにはたらくことが増えています。このような労働の形態の変化によって現在までの「はたらく」の主体が人間のみであるという形が崩れつつあることを表現しました。

階段の中から見えている2つの歯車は、時間とお金の交換という側面も持つ「はたらく」を表しています。「はたらく」時間と「はたらく」ことによって発生するお金が互いに嚙み合ってはじめて労働が成りたつという、「はたらく」ことの中の内部構造を表現しました。

そして、階段を上へ登っていく人、入り続けてしまっているひび、互いに噛み合って労働が作り出されている歯車の3つの動きで、テーマ名が「はたらく」という動詞で表現されていることを象徴させています。

私達は「はたらく」という今年度吉祥祭テーマの本質をこのロゴで表現しました。このロゴが全校の皆さんに浸透することを願っています。

(吉祥祭実行委員会・PRセクション)

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