卒業生が重力波研究チームで活躍中!

 1999年に吉祥女子高校を卒業した川添史子さんからお知らせが来ました。川添さんは重力波の観測に成功したチームの一員として活躍しています。

 川添さんは、高校卒業後お茶の水女子大学に進学し、在学中から三鷹の天文台で重力波研究チームに所属して研究を行っていました。お茶の水大学大学院在学中は、特にカリフォルニア工科大学で研究を行い、LIGO(アインシュタインがその存在を予言した重力波検出のための大規模実験と施設)に関する研究をさらにすすめていました。大学院卒業後ドイツのマックス・ブランク研究所に勤め研究を続け、この度、そのチームは重力波を直接観測することに成功しました。

 以下、川添さんからのメールです。

「重力波に関して論文も出しました。1000人の著者ですが、嬉しさは1000分の1にはなりません。でも本当はこれからです。今まで、宇宙を見るには電磁波をつかった望遠鏡しかありませんでした。しかし、宇宙の始まりビッグバン間もない頃には、宇宙の密度が濃くて電磁波が出てこられませんでした。重力波はその頃からも漏れ出しています。重力波を日常に検出できることにより、重力波を媒介したあらたな天文学が開けるのです。だれの頭でもこんがらがるような不思議に満ちた宇宙を少しでもわかっていこうとする、地道な旅のはじまりです。その始まりのステージを同僚とともに踏めたことは、シャンペン以上の味がしました!研究の同僚とは楽しくつきあっており、そのような最高のチームで働くことができ幸運に思います。何よりも人と人のつながりは大切だと思います。」

「吉祥女子は、在学中も素敵なのびのびとした学校でした。あの頃より今の時ほうが、私自身より学校の良さがわかるような気がします。今でもその頃の友達とは付き合っています。また素晴らしい先生たちにも影響を受けることができ、感謝しています。」

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