平成28年度 釣り釜茶会

3月4日(土)に祥文館「松琴亭」にて開催されました。
今年は酉年ということで、「酉(鳥)」をテーマに八寸やお茶席を設えてくださり、お菓子は白い煉りきり餡に赤い鶏冠を模した、可愛らしい生菓子を用意されていました。課外茶道のOGも、鳥の柄の着物で、お点前やお運びに活躍されていました。
茶道の先生のお話によると、釣り釜は天井に打ちつけられた蛭釘(ひるくぎ)から釜を吊り下げている為、お点前中も釜が揺れ、柄杓の扱いが大変難しいとのこと。ゆらゆらと揺れる釜が陽炎や風を感じさせる演出でもあり、春の風情を表現しているそうです。
来年もまた母校の素敵なお茶室で、春の趣を楽しんでみてはいかがでしょうか。

    
  
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