羽ばたけ撫子たち~卒業生の活躍~ - Messages from Kichijo OGs -

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インタビュー

一生涯の友達ができたことが吉祥での一番の思い出です。学校生活の中で、何事にも一生懸命にまじめに取り組むことの大切さを教えてもらった気がします。

NFLワシントン・レッドスキンズのチアリーダー橋詰あずささん

現在の様子を聞かせてください。
橋詰あずささん(以下、橋詰あずさ 2016年よりNFL(アメリカン・フットボール・リーグ)のワシントン・レッドスキンズのチアリーダーを務めています。週末の試合のために、平日に時には6時間にも及ぶハードな練習を行っています。チアリーダーというと華やかなイメージに目がいきがちですが、NFLチアリーダーには、ダンス能力のみならず、心身ともに優れていること、知的かつ自立心を持ち合わせた女性が求められます。海外にある米軍基地の慰問訪問や学校訪問等の慈善活動など年間約20件以上の地域貢献活動にも参加しています。
チアリーダーになろうと思ったきっかけを教えてください。
橋詰あずさ 吉祥女子中学・高等学校在学中はダンスクラブに所属していました。高校1年生のときにボストンにある姉妹校Walnut Hill Schoolへ1年間留学し、クラッシック・バレエやモダンダンスを学びました。高校卒業後はカナダの大学へ進学し、卒業後は日本に戻って電機メーカーに就職。海外営業として世界を舞台に仕事ができて楽しかったのですが、常に踊りたい気持ちが心の片隅にありました。そこで、日本にあるIBM BigBlueというアメリカンフットボールチームのチアリーダーのトライアウトを受け、仕事をしながらチアリーダーとしての活動を始めることに。その後チアリーディングの本場アメリカにて活動したいという思いが強くなり、ワシントンDCに本拠地を置くワシントン・レッドスキンズのオーディションを受け、150名を超える応募者の中から選ばれて合格することができました。現在3年目を迎えます。
吉祥での思い出を教えてください。
橋詰あずさ 一生涯の友達ができたことが吉祥での一番の思い出です。学校生活の中で、何事にも一生懸命にまじめに取り組むことの大切さを教えてもらった気がします。まわりの同級生たちもみんな真っ直ぐで何事もしっかりこなす子が多かったですね。そのような姿勢を持って物事に取り組むのは素晴らしいことだなと感じました。また、そのような環境を作っていただいた先生方にも感謝しています。
これからの夢を聞かせてください。
橋詰あずさ 若い世代の方々に、自分が経験して学んだことを、もちろんダンスも含めて伝えていけたらと思います。日本にいると枠の外に出てチャレンジするのは難しいかもしれませんが、若いうちはいろいろなことに挑戦して誰にも真似できない経験を積んでもらいたいです。少しでもその後押しができればと思っています。
後輩たちにエールをお願いします。
橋詰あずさ 若いうちは将来の進路に悩むことも多いかもしれませんが、どんな些細なことでも興味があることに挑戦してみてください。周りと同じである必要はありません。みなさんの将来が明るくなることを願っています。

Profile

橋詰あずささん

NFLワシントン・レッドスキンズのチアリーダー

経歴

1998年
吉祥女子中学校入学
ダンスクラブで活躍
2001年
吉祥の姉妹校Walnut Hill Schoolに1年留学
2004年
吉祥女子高等学校卒業
カナダのCarleton University入学、心理学を学ぶ
2008年
同卒業
2009年
三菱電機株式会社に営業職として入社
国内、海外営業を経験
2016年
NFLワシントン・レッドスキンズのチアリーダーに合格
現在3年シーズン目を迎える