
インタビュー
自分の「好き」という直感を信じて大切にしながら、一日一日を丁寧に積み重ねて、充実した中高生活を送ってほしいです。
ゲームソフト開発会社勤務溜紗美さん
- 現在の様子を教えて下さい。
-
溜紗美さん(以下、溜紗美)
現在はゲーム制作会社に勤務し、3Dモデル制作やデザイン提案に携わっています。美大では日本画を専攻していたため、入社当初はデジタルツールに触れた経験がほとんどありませんでしたが、研修を通じて一から技術を習得しました。 ゲームソフト開発は、多くのスタッフと密に意思疎通を図りながら、長い月日をかけて一つの作品を創り上げる仕事です。その過程には大きなやりがいを感じますし、完成した作品を多くの人に遊んでいただける喜びは何物にも代えがたいものがあります。
- 吉祥での生活を振り返って思うことを教えてください。
-
溜紗美
一番の思い出は、中高6年間打ち込んだ演劇クラブでの活動です。部長として脚本や演出、デザインなどを担い、仲間と協力して一つの舞台を創り上げる喜びを学びました。卒業から10年が経った今でも、吉祥で出会った心の許せる友人たちとの交流は続いており、当時の絆が今の私の確かな支えになっています。 また、中学3年生から放課後の課外授業(美術)を受講し始めたことも大きな転機でした。美大受験の際には、先生方が熱心に技術指導をしてくださり、予備校に通わずとも目標を叶えることができたことは、吉祥の手厚い教育環境があったからこそだと感謝しています。
- これからの目標について教えてください。
-
溜紗美
これからも、目の前のこと一つ一つに真摯に取り組み続けることが目標です。ゲームソフト開発の世界は常に新しい技術が生まれ、進歩し続ける分野です。全ての技術や知見を網羅するのはとても難しい世界ですので、学びに終わりはありません。極めていく技術の方向性も人それぞれであり、だからこそ、自分がゲームソフトの開発現場でどのように貢献できるかというのは、まさに今積み上げていることから次に繋がって、決まっていくものだと感じています。目の前の仕事に真摯に向き合うこと、いつまでも学びを忘れないこと。容易な事ではありませんが、その姿勢を貫くことで小さな成果を積み上げていき、いつか「自分にしかできない仕事」ができれば嬉しいと考えています。
- 吉祥生へのメッセージをお願いします。
-
溜紗美
目の前にあることに真剣に向き合い、小さな努力を一つ一つ積み重ねていってほしいということです。たとえそれが将来に直接関係ないように思えることでも、必死で頑張った経験は決して無駄にはならず、必ずいつかどこかで今の自分を支えてくれるはずです。 自分の「好き」という直感を信じて大切にしながら、一日一日を丁寧に積み重ねて、充実した吉祥生活を送ってください。
Profile
溜紗美さん
ゲームソフト開発会社勤務
経歴
- 2015年3月
- 吉祥女子高等学校卒業
- 2015年4月
- 武蔵野美術大学造形学部日本画学科入学
- 2019年3月
- 武蔵野美術大学造形学部日本画学科入学卒業
- 2019年4月
- 武蔵野美術大学大学院美術専攻日本画コース入学
- 2021年3月
- 武蔵野美術大学大学院美術専攻日本画コース修了
- 2021年4月
- ゲームソフト開発会社入社 現在に至る