5月31日(土)午後、高校1年生を対象に卒業生によるパネルディスカッションを実施しました。
高校1年生は秋に来年度の系統(文・理・芸)選択を行うため、今は自身の進路や就きたい職業について考えを深めていく時期になります。現在大学1年生の卒業生4名を招き、高校1年生のときの学習方法や部・委員会活動との両立、進路選択の際に意識したこと、高校1年生に向けたアドバイスなどを話していただきました。身近な先輩方の経験談、そして後輩への熱いメッセージに、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。最後には質問が相次いだり、終了後に個別で相談をしに行く生徒がいたりと、実り多い会になりました。
【生徒の感想】
私は卒業生のお話を聞いて、自分の今までの生活や学習習慣を改めようと考えさせられました。自分は部活があって疲れた日は、それを理由に勉強をおろそかにしてしまうことが結構あります。でも先輩方はみなさん部活や他の活動と勉強を両立していて、部活を言い訳にするのをやめようと思いました。授業の復習をその日のうちにやったり、また自分は遅くまで起きているのが苦手だからその分朝に早く起きたりするなど、時間やスケジュール、すきま時間などを大切にしようと思いました。また集中力を維持するために、「集中が切れた原因を探してそれを無くす」という方法はとても参考になり実践してみようと思いました。
私はずっと小さいころから獣医になりたかったのですが、生物の授業での解剖で気分が悪くなり、無理だと感じて迷走しています。同じく小さいころから絵を描いたり、何かを創ることが大好きで、芸術系もいいなと思ったり、しかし理科も大好きだから理系にいきたいと思ったりと決められずにいます。卒業生の方が、小さいころは獣医になりたいと思っていたが芸系を選んだとおっしゃっていて、自分に似ている部分があると感じました。芸系を選んだきっかけは大学のオープンキャンパスだったそうなので、今年の夏休みに絶対に行こうと思いました。どの方もおっしゃっていましたが、オープンキャンパスや大学の資料などの自分が実際に行ったり、見たりした情報が進路選択の大きな基準になると感じたので、実際に行くことでいいきっかけとなるといいです。