卒業生によるパネルディスカッションを実施しました(高校1年)

 

6月10日(土)午後、高校1年生を対象に卒業生によるパネルディスカッションを実施しました。高校1年生は、秋に来年度の系統(文・理・芸)選択を行うため、今は自身の職業や進路について考えを深めていく時期になります。現在大学2年生の卒業生4名を招いて、高1のときの学校生活の様子、進路選択を意識した時期、学習方法や部・クラブ活動、高1生に向けたアドバイスなどを話していただきました。身近な先輩たちの経験談、そして後輩たちへの熱いメッセージに、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。最後に活発な質問が相次ぎ、実り多い会になりました。


[生徒の感想より]

■高2になっても委員会活動と学習を両立できるか不安に感じていたが、部活や課外など様々な活動に取り組んできた先輩方の話をお聞きし、勇気をもらうことができた。定期考査一週間前から急に追い込もうとせず、授業中にその内容を理解できるように意識したいと思う。先輩方がおっしゃっていたように、先生の話を授業プリントに詳細に書き込んだり、空いている時間に演習問題を解いたり、自分の手を動かしながら主体的に授業を受けるよう心がけたい。それから、「今のうちに自分の好きなことを見つけておくと良い」という先輩の言葉が心に残った。教科の学習だけでなく、自分で興味のある学問に触れる機会をさらに増やしたいと思った。図書館にある新書を読んだり、オンラインの講義動画を積極的に利用していきたい。また、学生が無料で入場できる博物館にも足を運んでみようと思う。

■私たちの4つ上の先輩方というとても身近な受験の経験者の方々からお話を聞くことができて、大変よい経験となった。高校生になって大学受験を間近に感じるようになり、日々の学習にさらに力を入れなくてはと何だか焦っていたが、先輩方のお話を聞いて、高1、高2のうちは勉学ばかりでなく部活動や学校行事にも力を入れて青春を楽しむことが大切だと感じた。進路選択に関しても大きな不安を感じていたが、その不安を感じているのは自分だけではないと安心することができた。

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