1学期 教養講座を校内で実施しました

 

 

 

7月12日(水)、18日(火)の2日間、校内で教養講座を実施しました。この教養講座は、「学問を知る」「社会を知る」「職業を知る」のテーマのもと、あらゆるジャンルの専門家、研究者、企業人の方々などをお招きして実施する希望者対象の講座で、年に2回開催しています。

今回は以下の4種類の講座を実施し、のべ240名ほどの生徒が参加しました。大学で学ぶ学問がどのようなものなのか、まだあまり想像がつかない生徒たちにとって、学問の奥深さを知り視野が広がるきっかけとなったようです。また、中高生には現実感のわかないビジネスの世界を身近に感じたり、日本ではあまり知られていないメディカルイラストレーターという職業について知ることで、社会と自分たちとの繋がりも実感できました。質疑応答の時間には生徒たちが積極的に発言をし、中には鋭い質問を投げかける生徒もいました。下級生はそういった上級生の姿をみてさらに刺激を受けたようです。
講座一覧と受講者の感想は以下の通りです。


■ビジネスで世の中を変えられる!?起業の世界について学んでみよう!
講師:日本政策金融公庫 社員の方々

■星の終わりをソウゾウしてみよう〜文系×理系×○○〜
講師:東京大学生産技術研究所 川越 至桜 先生

■恋愛とジェンダー
講師:東京学芸大学教育学部 苫米地 伸 先生

■カラダをもっとミヂカに。医療や健康をもっと自分ゴトに。
講師:株式会社レーマン 代表取締役 tocko 氏(メディカルイラストレーター)


□「ビジネスで世の中を変えられる!?起業の世界について学んでみよう!」を受講して
ビジネスプランの考え方を学べて面白かったです。ビジネスと聞くといつもお金儲けを先に思い浮かべてしまっていましたが、世の中を便利にするための仕組みやサービスが先で、その後にお金がついてくるんだと知り、興味深いと思いました。起業と聞くと敷居が高く感じますが、結構身近かもしれないと思い、未来の選択肢が少し広がったかもしれません。

□「恋愛とジェンダー」を受講して
恋や愛、そして恋愛を今まで混同して使っていたけれど、実は別物なのだと知り驚きました。また、元々日本が性にポジティブな感情を持っていたが西洋文化が入ってきたことで次第にタブー視されるようになったということは漠然と知っていました。しかし、それが恋愛という概念によるものだったのかと知り、とても面白かったです。

□「カラダをもっとミヂカに。医療や健康をもっと自分ゴトに。」を受講して
メディカルイラストレーターという職業があることを知らなかったので、話を聞いて、教科書や図鑑で見かける絵も書いてくれている人がいると実感しました。絵がすごい細かくて、見せる対象の人によって3Dにしたり、見せ方を変えたり、シンプルにしたりと、工夫されていてすごいと思いました。

 

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