教養講座(7/14・16)を実施しました

 

 

 

7月14日(木)・16(土)の2日間に渡り、1学期教養講座を実施しました。この教養講座は、「学問を知る」「社会を知る」「職業を知る」のテーマのもと、あらゆるジャンルの専門家、研究者、企業人の方々などをお招きして実施する希望者対象の講座で、毎年実施しています。今年も高大連携協定を結んでいる大学をはじめとし、様々な分野の講師の先生をお招きすることができました。のべ300人程度の生徒が自分の興味関心にあわせて講座を受講し、おおいに刺激を受けた様子でした。講座タイトルと受講者の感想は以下の通りです。

■イギリスはなぜEUから離脱したか?
講師:東京外国語大学大学院 総合国際学研究院 教授 若松 邦弘 先生
<受講者感想>
今起きていることについてメディアなどではあまり報道されることのない複雑な背景を知ることができた。特に、イギリスを一つの国として見るのではなく、イギリス国内を見ることでその中に錯綜する様々な考えを読み解いていくのは興味深かった。この講座を受けてから、イギリスに対する見方が変わっただけでなく、国際問題に対する見方も変わった。(中学3年生)

■ニュースリテラシー 〜ニュースをよみとく力
講師:読売新聞教育ネットワークアドバイザー 田中 孝宏 先生
<受講者感想>
情報とニュースの言葉の意味の違い、見た目に騙されずに正しい情報を選べるようになる方法等、興味深いお話や将来に役に立つお話を伺えました。また、新聞社の方々がどれだけ苦労して新聞を作り上げているかを知って、新聞をしっかりと読むべきだと思いました。(中学3年生)

■トップアスリートのコーチング 〜オリンピック金メダルへの道
講師:順天堂大学 スポーツ健康科学部 スポーツ科学科 教授 原田 睦巳 先生
<受講者感想>
私はダンス部に入っているのですが、トップアスリートの方々のモチベーションの維持や演技をするときの心構えなど、自分の部活動にもつながる話題がたくさんあって、その一つ一つがとても参考になりました。また、先生がアスリートのコーチだからこそ話せる内容がたくさんあって、とても貴重なお話を聞けたと思います。(中学1年生)

■次世代のペプチド創薬にAI技術やスパコンで挑む
講師:東京工業大学 情報理工学院 教授 秋山 泰 先生
<受講者感想>
工学のイメージが強かった東工大で、医学的な目標を理学の知識と工学の技術で達成しようとしているプロジェクトがあること自体が驚きだった。ぼんやりしたイメージしかなかった研究や企業について、具体的な数値や実績とともに触れることができて楽しかった。(高校1年生)

■STEAMタグラグビー 〜プログラミングを活用した戦略思考型講座
講師:(株)STEAM Sports Laboratory および 本校教員
<受講者感想>
実際に体を動かしながら頭も一緒に使ってできたのでよかった。また、他学年と合同だったので、普段関わらない人ともコミュニケーションが取れる良い機会となった。プログラミングなんて自分にできるはずが無いと思っていたけど、友達と意見を交わしながら、楽しんでできた。(高校1年生)

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