Science Café at ICU 第3回 生物学・環境学の講義が開かれました

「ものごとの繋がりに目を向けることの大切さ~リベラルアーツ教育から学べること」
講師:布柴達男先生 (国際基督教大学 教養学部 生物学・環境研究メジャー)

3月10日、第3回サイエンスカフェが開かれました。回を重ねるごとに参加者は増え、今回は200名近い高校生が一緒に聴講しました。

先生は化学専攻から細胞生物学(DNA)研究へと転換した経緯をお持ちです。つねに「なぜ」を大事にされ、DNAと癌との関連への疑問、さらに食品安全委員会の一員としての活動の過程で環境教育の必要性を感じ、現在ICUで環境研究に携わっておられます。好奇心を大切にして、自分で問を探し、自分なりの答えを導き出すこと。時に迷い、悩むこともいつか財産になるとお話しくださいました。

質疑応答では、コロナ禍での大学の授業についてや環境問題など多岐にわたる質問にも一つ一つ丁寧に答えてくださいました。

なお、3月下旬には国際基督教大学への大学訪問を予定しています。

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