ライフスキルとは、「日常生活で生じるさまざまな問題や要求に対して、建設的かつ効果的に対処するために必要な能力」であると、WHO(世界保健機関)で定義されています。
本校では、学校生活を主体的に過ごすための手段として、「ライフスキル・プログラム」を導入しています。学年やクラス単位で、ロングホームルームの時間や行事などを通じてライフスキルを習得していきます。

なぜライフスキル・プログラムが必要なのか?

ライフスキルの技術を身につけることで、「自立」に必要な人間関係を構築する能力を向上させられると考えています。自分が他者から認められるということは、大きな自信につながります。さらに他者を認めることは心のゆとりにつながります。中学生・高校生は、精神的に大きく成長する時期であり、この時期に「ライフスキル・プログラム」を導入することで、お互いに支え合うという豊かな人間関係が育まれるようになります。
より良い人間関係は、学びや生活習慣にも影響を与えるので、学校と家庭での連携した指導が重要です。社会に出る前に、自己を認識し、他者を理解し、集団の中での自分の位置を確認し、より高い「人間力」を構築します。ライフスキル

自分の考えを相手に伝えることはとても大切です。そのためには、幅広い視野と公正な判断力、そして、他の人の意見も聞く謙虚さも必要です。そして、リーダーやフォロワーとしての意識を高めることで、学校行事や自治活動に主体的に取り組めるようになります。ライフスキル

具体的なプログラム例(この他にも学年に応じて多数のプログラムがあります。)

タイムマネジメント 学び生活習慣

タイムマネジメント
毎日の課題に追われないために、時間やスケジュールを管理する“スケジュール帳”を各自が用意します。学校行事やクラブ・部活動の予定、各教科の課題やテストなどをこまめに書き込む習慣をつけます。1年生が終わるころには、優先順位をつけながら、先を見通してスケジュールを立て、次第に時間をうまく使えるようになります。

ホテルスイーツ事件 人間関係

ホテルスイーツ事件
中学1年生で、初めて行くオリエンテーション(宿泊行事)で実施する「アサーション」(自分も相手も大切にした自己表現)のトレーニングです。「あるホテルで起こった事件」の犯人を捜すゲームです。このゲームを通して、生徒たちは積極的なコミュニケーションの大切さに気づき、仲間づくりにより主体的に取り組むことができるようになります。

ゴメンの達人 人間関係

ロールプレイ(役割演技)を通じて、相手の表情や言葉などを観察しながら謝るときはどんなコミュニケーションの方法が良いのか気づき、振り返りなどを行い習得していきます。