課外茶道を紹介します

 

新学期が始まり2週間ほど経ちました。中1のみなさんは吉祥での生活に少し慣れたでしょうか。すっかり春らしい温かい季節となりましたね。

私が吉祥生活で一番季節を感じるのは、課外授業の茶道をしている時です。祥文館の和室に活けてあるお花やお菓子のモチーフなど、さまざまなところに季節を感じます。お作法はもちろんのこと、茶道を通して季節を感じることの楽しみや心構えを学んでいます。

吉祥の課外茶道では、まずは基本的なお茶の飲み方や帛紗(ふくさ)の捌(さば)き方からはじめて、学年が上がるにつれて薄茶のお点前や濃茶のお点前などたくさんのことを学びます。ちなみに、帛紗とは点前の中で道具を清めたり釜の蓋をとるときに使う布のことです。

茶道は順番がとても複雑なのでなかなか覚えられなかったり、お点前がひと通り終わる頃には正座で足がしびれて立てない!なんてこともよくありますが、それもまた楽しい経験です。毎年吉祥祭では、日頃のお稽古の成果を発揮して全員がお点前を披露することになっています。たくさんの方にお越しいただきたいと思っています。

(高2 O.M.)

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