進級に向けて準備をしています

校門の梅も咲き、そろそろ卒業シーズンですね。吉祥では、今年度最後の定期考査が終わり、進級・卒業に向けて動き出しています。

先日、生徒会役員選挙や来年度使用する教科書の配布などがあり、1年が過ぎたことを実感させられました。私が受講している課外授業では、高3の先輩(音大に進む方です)が大学でのクラス分けテストについて話していらっしゃって、もう卒業なさるのか、と少し寂しい気持ちになりました。

私達は4月に高2になります。高2はクラブ活動では最高学年です。私が吉祥に入った頃の先輩方は非常に大人びていたので、彼女達のようになれているか不安な気持ちもありますが、前を向いて進んでいきたいと思います。

そういえば、一つ楽しみなことがあります。研修旅行です! カナダ語学体験ツアーは、昨年と今年予定されていたものの感染症の影響で中止になり、行くことは叶いませんでした。しかし、来年度は京都・奈良だけではなく、長崎にも研修に行くことができそうなのです! まだ本格的に決まった訳ではないですが、もし行くことができれば2年分の学びを得て帰りたいと思います。

(高1 R.K.&Y.Y.)

今年度もあと1ヵ月!

1月下旬から約3週間続いた休校期間・遠隔授業期間が終わり、対面での授業が再開しました。校内にまたいつもの賑わいが戻ってきました。遠隔授業は、朝ゆっくりできて自分のペースで学習ができるというメリットはありますが、やはり友だちに会っておしゃべりできないのは寂しいですね。クラスメイトと一緒に教室で授業を受ける、そんな当たり前のことにも喜びを感じてしまいます。しかし、まだ感染拡大の状況は続いているので、昼休みの黙食や教室の換気などを徹底し、気を緩めることなく感染症対策を心がけたいと思います。

さて、2月も半ばを過ぎ、今年度も残すところ1ヵ月となりました。高1の生活を振り返ってみると、感染症拡大の影響で行事の変更や中止などもありましたが、授業やクラブ活動は何とか順調に進んでいるのではないかと思います。私の所属する英語クラブでは新入生歓迎会公演に向けて準備を進めています。写真は淑美ホールで後輩にダンスの指導をしている様子です。クラブではリーダーシップが求められる場面が増えました。同輩はもちろん、先輩、後輩ともコミュニケーションを大事にして協力し合いながら、精一杯頑張りたいと思います。

(高1 S.I.&H.S.)

遠隔授業、充実しています

遠隔授業が始まって1週間ほど経ちました。昨年1月以来、久しぶりの遠隔授業ということもあり、生活のペースをつかむのに時間がかかって今頃になってようやく慣れてきたところです。

遠隔授業は、時間割通りに先生たちの授業動画を見ながらノートにまとめたり、出された課題を提出したりします。課題を仕上げるのに時間がかかってしまい、時間割通りに授業が受けられなかったりすることもあります。コンピュータ画面を長時間見るせいで、目が疲れたりして大変なこともありますが、わからない所や聞き取れなかった所を何回も再生できるので、実際の授業と変わらず理解しながら学習を進めることができています。

授業の間の休み時間が15分あって対面授業のときより長いので、その時間にストレッチをすることにハマっています! スッキリして次の授業も気持ちよく始めることができます。皆さんにもオススメしたいと思います。

ただ、毎日自宅で1人で授業を受けていると、どうしても寂しくなります。早く対面授業が再開して、クラスのみんなと一緒に授業を受けたいです。

(高2 K.T.)

中学受験の思い出

今年も中学受験のシーズンが始まりました。

私が受験したのは今から5年前になります。2月1日に第一志望と抑えと思っていた学校の両方に落ちて、2月2日に吉祥の入試を受けました。過去問で一度も合格点を出していないという状態での受験でした。その時のことは今でもよく覚えています。絶対に無理と思っていた私は試験が始まるまで不安と緊張で涙ぐんでいました。でも、いざ試験が始まると、「あれ、解けるぞ…」という感触を得ました。当時は算数が苦手だったのですが、問題を全部解くことができたのです。「これはいけるかもしれない!」と思った私は、試験終了の合図までとにかく問題を解き続けました。社会と理科で分からない問題があっても、「算数があんなに解けたんだから大丈夫!」と思い、あまり気にすることなく試験を続けられました。そして今、毎日楽しく学校生活を送っています。

今年受験される皆さんは、コロナ禍での受験でたくさんのご苦労があると思います。ただ、入試は本当に何があるかわかりません。私が体験したようなミラクルもあるんですよ。最後まで自分を信じて頑張ってください。一人でも多くの受験生が、本番で自分の実力を発揮できることを祈っています。

(高2 O.H&T.A)

読書週間がありました

1月19日~1月22日は読書週間でした。新型コロナ感染拡大のため行動制限レベルの変更があり、予定より短い実施となりました。

本校では、読書を通して自分と向き合い「気づき」を得ることを目的として、年に2回読書週間があります。期間中は各自読みたい本を持参し、毎朝10分間読書に勤しみます。

私(R.I.)が読んだ夏目漱石の『夢十夜』は、10の不思議な夢を綴った短編小説です。夢では現実ではありえない突拍子もない展開や空想上の存在がつきものですが、そのような主人公の夢を追体験する感覚で読むことができておもしろかったです。

私(A.K.)が今回読んだ作品は、日本文学の最高傑作とも言われる『源氏物語』です。ちょうど古典の授業で扱っていることもあり手に取ってみたのですが、貴族の恋愛模様や出世話が描かれた非常に興味深い作品でした。

3学期が始まって、高3に向けて勉強への比重が高まり読書時間があまり取れない中、文学に触れる良い機会となりました。図書館に行く余裕はなかなかないのですが、電子図書館などを有効活用して少しでも読書を通して自分と向き合う機会をつくっていきたいと思います。

(高2 R.I.&A.K.)

雪が降った日

新年明けましておめでとうございます。

2022年初の吉祥生ブログになります。今年もIT部員が交代で、吉祥生の日常を綴っていきます。ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

さて、今月6日、東京では初雪が降りました。写真は雪が降った翌朝のグリーンコートです。ここまで積もったのは久々な気がします。私が雪といって思い出すのは、4年前の中1のときのことです。英会話の授業中に雪が降り始め、窓から見える景色がどんどん白く変わっていったのを覚えています。休み時間にはグリーンコートに駆け出してみんなで雪合戦。制服が雪だらけになっても気にせず大はしゃぎでした。今の私にはあの頃のような元気はなく、帰りの交通機関のことを考えて憂鬱になるだけですが、あの時は本当に楽しかったのを覚えています。

今回もあの日と同じようにたくさんの吉祥生たちが、久々の雪を楽しんでいました。吉祥生のあの元気な様子は、きっと4年後も10年後も変わらないのだと思います。

(高2 K.M & K.K)