
早いもので6月後半となり、1学期も終わりに近づいてきました。
先日、私たち高2は久しぶりの調理実習を行いました。高1の時には家庭科の授業がなかったため、家庭科そのものが1年ぶりです。思っていた以上に包丁の使い方や根菜のゆで方などを忘れていて、なかなか苦戦しました。
調理実習というと、おいしいムニエルや野菜炒めを作るイメージがあるかもしれません。しかし、今回私たちが作ったのは普通の料理ではありません。なんと、赤ちゃん用のご飯、つまり離乳食です!
今回作ったメニューは、十倍粥とニンジン・サツマイモのペーストの2品。また、市販の和風離乳食も参考として試食しました。
十倍粥は、お米の風味がほんのり感じられるやさしい味でしたが、私には少し物足りなく感じました。一方で、ニンジンとサツマイモのペーストは、素材そのものの自然な甘みを感じられておいしかったです。市販の離乳食は、さすが多くの研究を重ねて作られているだけあって、しっかりとした料理らしさを感じました。
正直なところ、調理実習はおいしい料理を作って食べる授業だと思っていました。しかし今回の実習を通して、離乳食のような赤ちゃんの食事について学ぶことも、「食」を考えるうえで大切なのだと感じました。
これからの調理実習も、ただ料理を作るだけではないようです。今回のように新しい発見や学びがある実習ができるのではないかと、今から楽しみにしています。
(高2 T.U.&H.H)

6月6日、図書委員会の新企画としてビブリオバトルを開催しました。ビブリオバトルとは、「人にすすめたい本」を持ち寄って紹介し合い、「どの本が一番読みたくなったか」を参加者全員の投票で決める書評合戦です。
今回の発表者は6名。1人5分間の発表に加え、その後2分間のディスカッションタイムを設けました。学年を問わず、本好きの生徒や先生方が集まり、会場は開始前から期待に包まれていました。
トップバッターが紹介したのは『宙わたる教室』です。少し緊張した様子も見られましたが、聞き手を引き込む語り口で作品の魅力を伝えてくれました。
2人目は『夜のピクニック』を紹介しました。学校の伝統行事に参加する高校生たちの心の動きが丁寧に描かれた作品です。発表では、作品の見どころや登場人物の魅力が分かりやすく紹介されました。
3人目が紹介したのは『かがみの孤城』です。吉祥生にも人気の高い作品ですが、物語の核心に触れないよう工夫しながら、続きを読みたくなるような紹介が行われました。
4人目は『変な家』を取り上げました。本を読むことがあまり得意ではない人にも興味を持ってもらえるような紹介が印象的で、作品の魅力がよく伝わる発表でした。
5人目は『方舟』を紹介しました。「ノアの方舟」の話題から始まり、親しみやすい語り口で作品の世界へと引き込んでいました。
最後に紹介されたのは『夜は短し歩けよ乙女』です。今回取り上げられた作品の中では唯一の恋愛小説で、個性豊かな登場人物や舞台となる京都の魅力について熱意あふれる発表が行われました。
発表後のディスカッションタイムでは、参加者から多くの質問が寄せられ、それぞれの作品について理解を深める活発なやり取りが行われました。
そして全員の発表終了後、いよいよ投票です。会場には「どの本がチャンプ本に選ばれるのだろう」という期待感が広がっていました。
投票の結果、今回のチャンプ本に選ばれたのは『夜は短し歩けよ乙女』でした。表彰では、高校図書委員長から発表者へ賞状と副賞が贈られました。また、発表者同士が互いの健闘をたたえ合う姿も見られ、終始温かな雰囲気の中で会を終えることができました。
(高2 S.S.)

6月9日、私たち高1は、江東区にある体験型英語学習施設「TGG(TOKYO GLOBAL GATEWAY)」を訪れました。
一歩足を踏み入れると、そこはまるで海外のような世界です。飛行機内やレストランを再現したリアルな空間で、ネイティブのエージェントを相手に、英語でのコミュニケーションや買い物などのアクティビティに挑戦しました。最初は緊張しましたが、身ぶり手ぶりを交えながら自分の英語が伝わったときの感動はひとしおでした。日本にいながらリアルな留学気分を味わうことができ、英語がより楽しく感じられる一日となりました。
TGGでは8人ずつのグループに分かれ、エージェントと呼ばれる外国人スタッフとともにさまざまなミッションに取り組みます。私たちのグループを担当してくださったのは、ケニア出身の方でした。とても明るく親しみやすい方で、ケニアの文化について教えていただいたり、さまざまなお話を伺ったりして楽しい時間を過ごしました。また、私たちからは、日本で流行しているCUTIE STREETの「かわいいだけじゃだめですか?」を紹介しました。すると、エージェントの方が曲に合わせて踊ってくださり、とても盛り上がりました。
TGGでは英語を学ぶだけでなく、さまざまな国の文化に触れたり、人と交流したりする楽しさも体験できます。今回の訪問を通して、世界がぐっと身近に感じられるようになりました。
(高1 T.M.&T.N.)

6月1日(月)から読書週間が始まりました。毎日、朝礼の後に10分間の読書時間が設けられています。勉強や部活動で忙しい毎日の中、学校で落ち着いて本を読む時間があるのはとてもうれしいことだと感じています。
私は最近、昔の文豪の作品にはまっていて、今は江戸川乱歩の『パノラマ島奇談』を読んでいます。自分と顔がそっくりでありながら、自分とは対照的に恵まれた人生を送っていた男が亡くなったことをきっかけに、その人物になり代わろうとする物語です。現在読んでいる場面では、主人公が莫大な財産を使って造り上げた、窓から魚の泳ぐ姿が見える海中トンネルを、妻とともに歩いています。ここまで読み進めてきて、物語全体に漂う何とも言えない不気味な雰囲気に引き込まれています。江戸川乱歩の作品には、こうした独特の怪しさや不穏さがあり、それが大きな魅力だと感じます。興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
また、読書週間中は友だちがどんな本を読んでいるのか聞くのも楽しみの一つです。友だちに勧められた本を読んだことがきっかけで、これまでにもたくさんの素敵な本と出会ってきました。そのため、この時期になると「今は何を読んでいるの?」とつい聞きたくなってしまいます。さらに、友だちの好きな本を読むと、その人がどんなことに興味を持ち、何に心を動かされるのかが少し見えてくるような気がします。本を通して友だちの新たな一面を知ることができるのも、読書の面白さだと思います。
この記事をきっかけに、普段から読書をしている人も、最近あまり本を読んでいない人も、自分なりの新しい読書の楽しみ方を見つけてみてください。
(中3 F.H.)