今年度もあと1ヵ月!

1月下旬から約3週間続いた休校期間・遠隔授業期間が終わり、対面での授業が再開しました。校内にまたいつもの賑わいが戻ってきました。遠隔授業は、朝ゆっくりできて自分のペースで学習ができるというメリットはありますが、やはり友だちに会っておしゃべりできないのは寂しいですね。クラスメイトと一緒に教室で授業を受ける、そんな当たり前のことにも喜びを感じてしまいます。しかし、まだ感染拡大の状況は続いているので、昼休みの黙食や教室の換気などを徹底し、気を緩めることなく感染症対策を心がけたいと思います。

さて、2月も半ばを過ぎ、今年度も残すところ1ヵ月となりました。高1の生活を振り返ってみると、感染症拡大の影響で行事の変更や中止などもありましたが、授業やクラブ活動は何とか順調に進んでいるのではないかと思います。私の所属する英語クラブでは新入生歓迎会公演に向けて準備を進めています。写真は淑美ホールで後輩にダンスの指導をしている様子です。クラブではリーダーシップが求められる場面が増えました。同輩はもちろん、先輩、後輩ともコミュニケーションを大事にして協力し合いながら、精一杯頑張りたいと思います。

(高1 S.I.&H.S.)

遠隔授業、充実しています

遠隔授業が始まって1週間ほど経ちました。昨年1月以来、久しぶりの遠隔授業ということもあり、生活のペースをつかむのに時間がかかって今頃になってようやく慣れてきたところです。

遠隔授業は、時間割通りに先生たちの授業動画を見ながらノートにまとめたり、出された課題を提出したりします。課題を仕上げるのに時間がかかってしまい、時間割通りに授業が受けられなかったりすることもあります。コンピュータ画面を長時間見るせいで、目が疲れたりして大変なこともありますが、わからない所や聞き取れなかった所を何回も再生できるので、実際の授業と変わらず理解しながら学習を進めることができています。

授業の間の休み時間が15分あって対面授業のときより長いので、その時間にストレッチをすることにハマっています! スッキリして次の授業も気持ちよく始めることができます。皆さんにもオススメしたいと思います。

ただ、毎日自宅で1人で授業を受けていると、どうしても寂しくなります。早く対面授業が再開して、クラスのみんなと一緒に授業を受けたいです。

(高2 K.T.)

中学受験の思い出

今年も中学受験のシーズンが始まりました。

私が受験したのは今から5年前になります。2月1日に第一志望と抑えと思っていた学校の両方に落ちて、2月2日に吉祥の入試を受けました。過去問で一度も合格点を出していないという状態での受験でした。その時のことは今でもよく覚えています。絶対に無理と思っていた私は試験が始まるまで不安と緊張で涙ぐんでいました。でも、いざ試験が始まると、「あれ、解けるぞ…」という感触を得ました。当時は算数が苦手だったのですが、問題を全部解くことができたのです。「これはいけるかもしれない!」と思った私は、試験終了の合図までとにかく問題を解き続けました。社会と理科で分からない問題があっても、「算数があんなに解けたんだから大丈夫!」と思い、あまり気にすることなく試験を続けられました。そして今、毎日楽しく学校生活を送っています。

今年受験される皆さんは、コロナ禍での受験でたくさんのご苦労があると思います。ただ、入試は本当に何があるかわかりません。私が体験したようなミラクルもあるんですよ。最後まで自分を信じて頑張ってください。一人でも多くの受験生が、本番で自分の実力を発揮できることを祈っています。

(高2 O.H&T.A)

読書週間がありました

1月19日~1月22日は読書週間でした。新型コロナ感染拡大のため行動制限レベルの変更があり、予定より短い実施となりました。

本校では、読書を通して自分と向き合い「気づき」を得ることを目的として、年に2回読書週間があります。期間中は各自読みたい本を持参し、毎朝10分間読書に勤しみます。

私(R.I.)が読んだ夏目漱石の『夢十夜』は、10の不思議な夢を綴った短編小説です。夢では現実ではありえない突拍子もない展開や空想上の存在がつきものですが、そのような主人公の夢を追体験する感覚で読むことができておもしろかったです。

私(A.K.)が今回読んだ作品は、日本文学の最高傑作とも言われる『源氏物語』です。ちょうど古典の授業で扱っていることもあり手に取ってみたのですが、貴族の恋愛模様や出世話が描かれた非常に興味深い作品でした。

3学期が始まって、高3に向けて勉強への比重が高まり読書時間があまり取れない中、文学に触れる良い機会となりました。図書館に行く余裕はなかなかないのですが、電子図書館などを有効活用して少しでも読書を通して自分と向き合う機会をつくっていきたいと思います。

(高2 R.I.&A.K.)

雪が降った日

新年明けましておめでとうございます。

2022年初の吉祥生ブログになります。今年もIT部員が交代で、吉祥生の日常を綴っていきます。ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

さて、今月6日、東京では初雪が降りました。写真は雪が降った翌朝のグリーンコートです。ここまで積もったのは久々な気がします。私が雪といって思い出すのは、4年前の中1のときのことです。英会話の授業中に雪が降り始め、窓から見える景色がどんどん白く変わっていったのを覚えています。休み時間にはグリーンコートに駆け出してみんなで雪合戦。制服が雪だらけになっても気にせず大はしゃぎでした。今の私にはあの頃のような元気はなく、帰りの交通機関のことを考えて憂鬱になるだけですが、あの時は本当に楽しかったのを覚えています。

今回もあの日と同じようにたくさんの吉祥生たちが、久々の雪を楽しんでいました。吉祥生のあの元気な様子は、きっと4年後も10年後も変わらないのだと思います。

(高2 K.M & K.K)

2学期が終了します

2021年最後の「吉祥生ブログ」です。2学期は緊急事態宣言の状況下でのスタートとなりましたが、吉祥祭、運動会は時期を後ろにずらし感染症対策を万全にして無事に終えることができました。

そして、この12月には私たち高校2年生にとってはもう一つ大きな行事がありました。京都・奈良への研修旅行です! 班ごとにテーマを決めて見学地の計画を立て、清水寺や金閣寺など寺社仏閣を中心に巡りました。私は京都を訪れるのは初めてだったのですが、街中が古都ならではの厳かな雰囲気に包まれているように感じました。また、歴史的な建造物と紅葉とのコントラストが美しく、とても印象的でした。コロナ禍ではありましたが、このような素晴らしい経験ができたことを大変嬉しく思います。

今日の終業式で2学期は終了となります。行事も多く、忙しくも充実した4ヶ月でした。来年に向け、冬休みの間はゆっくりと過ごしたいと思います。
皆様良いお年を!

(高2 T.M.&Y.S.)

中3探究活動発表会がありました

 

11月24日、私たち中3が約半年間をかけて取り組んできた探究活動の発表会がありました。中3学年の共通テーマ「平和」から各自で問いを考えて探究テーマを設定しました。

1学期は、動画の視聴やグループワークを通して「平和」の意義や定義を考えました。その後、探究テーマを決めて夏休み中に詳しく調べました。夏休みの調査活動ではテーマに関連する本を必ず読むことになっていたので、本を探すのが大変でした。夏休み明けには中間発表があり、あのときにクラスの仲間と意見を交換し合ったことで、探究の道筋を見出すことができたように思います。

探究活動発表会では、他クラスの同じ出席番号の人とグループを作りグループ内で発表を行いました。発表後に質疑応答の時間を取ったことで、自分の探究テーマについてより理解を深められ、グループのメンバーたちの考えも知ることができました。

はじめのうちは探究活動はちょっと面倒だと感じていましたが、調べていくうちに自分が立てたテーマについて理解が深まり、どんどん興味が湧いてきました。自分で問いを立て、答えを探すために考えることは大切だとわかりました。

(中3 R.W.&N.M.)

秋の2大行事を終えて

街路樹はすっかり葉を落とし、ゆく秋の気配の寂しさを感じる季節になりました。

早いもので、吉祥祭を終えて1カ月が経とうとしています。私はボイスレスパフォーマンスクラブに所属していて、吉祥祭では「エリザベート」を披露しました。新型コロナウイルス感染症に対応した行動制限があり、例年に比べると練習時間がとても少なかったのですが、「何としても成功させたい」という部員全員の思いにより、無事に成功を収めることができました。部員一人ひとりの努力の成果が実り、大きな自信につながる舞台になりました。

10月12日には中学運動会がありました。今年度の運動会は高3、高1・高2は別日程で八王子キャンパスで、中学は吉祥寺キャンパスで6学年を3分割して行われました。私は緑組として大繩に出場しました。思うような結果ではありませんでしたが、緑組全体ではたくさん点を取ることができました。最終的に3つの運動会を統合して優勝チームが決まるので結果が楽しみです。体育部と放送部が連携して、運営・進行に当たる姿が印象的でした。

(中3 Y.M.&M.T.)

初めてのクラス劇

11月も半ばとなり、校内でもブレザーを着た生徒を多く見かけるようになってきました。
さて、10月30日、31日の2日間、吉祥の一大イベントである第83回吉祥祭が開催されました。吉祥では、中学3年生からクラス参加の形態として芸能ジャンルを選べるようになっており、芸能の中でもクラス劇が人気です。私たちのクラスも「ぼくはシンデレラ」という劇を上演しました。今年度の吉祥祭テーマ「ライフスタイル」に関連づけたオリジナル脚本で、2日間に渡り計4回上演しました。

コロナ禍の制限がある中でクラス全員で一つの劇を作るのは大変なこともありましたが、クラスメイトの頼もしさや優しさに気付くことができて実りある経験になったと思っています。今年度は外部の客様をお招きすることはできませんでしたが、Web開催の吉祥祭にお申込みいただいた方には、動画にてご覧いただくという形になりました。画面越しに私たちの努力と団結の結晶であるクラス劇の熱を感じ取っていただけていたらとても嬉しいです。その他にも様々な団体がWebを活用し、校内開催にとどまらない盛り上がりを作ってくれました。来年こそはその盛り上がりを皆様と同じ場で分かち合えることを願うばかりです。

(中3 Y.K.&H.N.)

頑張る同輩たちから刺激を受けています

10月30日、31日に吉祥祭が行われました。昨年と同様に外部のお客様をお招きすることはできませんでしたが、皆様、WEB上での吉祥祭は楽しんでいただけましたか?

私たちのクラスはお化け屋敷をしました。予想以上にたくさんの方が来てくださって、2日間一瞬たりとも入場待ちの列が途切れることはありませんでした! 私はお化け役で来場者を驚かせる方をやったのですが、お客さんのリアクションが予想以上に大きくて楽しかったです。

11月12日には運動会が行われます。吉祥では、6学年39クラスが青・緑・黄・桃の4色に分かれて闘います。今年度は高3は10月に実施済みで、高1・高2は八王子キャンパス、中学は吉祥寺キャンパスというように3分割して行われます。最終的に3つの運動会を統合して優勝チームが決まるそうです。吉祥には「青組、緑組が強くて、黄組、桃組は弱い」というジンクスのようなものがあります。今年度私たちのクラスは青組で、強いといわれる組に初めて入りました。それだけで何だか勝てるような気がしています。

吉祥祭、運動会、球技大会など、この1年は、様々な行事を通じて同輩の頑張りや活躍を間近に見る機会が増えました。吉祥祭を運営する文化部リーダー会、球技大会・運動会を運営する体育部などの同輩たちが、行事を成功させるために走り回っている姿や、てきぱきと真剣に仕事をしている姿は、本当にかっこいいし頼もしい。私が中1、中2の時に憧れていた凛々しい先輩の姿そのものだなと思います。

(中3 I.A.& H.Y.)